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水冷組み換えのまとめ。

ということで、長時間かけた交換作業が無事終了しました。

今回行った作業の流れ、感想などを書いていきます。

今回の作業を行った目的は、ラジエーターの3基のうち1基がかなり古く
サイズも240mmと中途半端なので交換したい。
それに合わせてEHEIMの1046ポンプからLaing D5に交換して
揚程、流量ともに余裕を持たせたかった。

これが当初の目的で冷却性能向上は副次的なモノと考えて
まずは古いアイテムを現行のアイテムに換装する、としています。

今回の更新したアイテムとPCのスペックに関しては
こちらのページに詳細がありますのでご覧くだい。

上記の目的は計画当初のものであり
実際にパーツや必要な水冷の小物等を見積もりしていくうちに
追加で導入する部分が増えました。

・ラジエーター240mmを1万円程度の360mmサイズへの換装を予定していたが
急遽、Aqua ComputerのModularity System(以降AMSと呼称)のラジエーターに心を奪われ
140mm x3個分の420mmサイズのAMSを購入、23000円と倍の予算になる。

・D5のモーター部分とEKのブラケットの2ピース構成としようとしていたが
リスナーさんからBitsPowerのD5用のハウジングとそれと組み合わせて使う
専用ブラケットが余っているのでそれを提供していただきました。

・同リスナーさんからブラケットと大量のAquatuning社製のフィッティングが
同梱されており、全てサイズが内径3/8、外径1/2インチという、現環境の一回り
大きいサイズのものが届く。

・これを機に、全てのホースを上記のサイズに換装、同時にフィッティングも全数交換
という完全分解に近い作業工程に変更になりました。
元々のポンプとラジだけの交換であれば1時間~2時間ですみましたが
この計画変更により作業時間が大幅にかかることに・・

作業の流れ&気になったポイント

・分解
ドレン管をつけていないので、遮断クリップを上り、下りにつけて
水を遮断して、各ラジエーター、ポンプを水路から外していく
この作業では、冷却水も交換になるので、洗面器を用意して
そこに排出、CPUとビデオカードの水枕の経路だけ最後に残して
、残りの部分を徐々に取り外していく方法が、手間だけど確実。

・組立
小型のメタルラックにラジを3段いれていたので、今回も
同じように設置、しかし新しくいれたAMSラジが厚く
3段ラックの間隔をさらに広げるためメタルラックの分解して高さ調整を行う。
この間隔はかなり広く開けたほうが、後々、空気抜き作業で
ラジエーターを傾けたりする時や、ラジエーターに付けるフィッティングなどの設置時に
広いと作業が段違いにやりやすい。

・ホース接続
この作業が一番楽しい。というかラジエーターやポンプを実際に
設置する場所に置くか、同じような位置関係になるように配置して
ホースを合わせたり、フィッティングはストレートか90度、45度のアングルを使うかを
この段階で決めながら、組み付けていく。
なので、水冷のフィッティングの個数、種類、ホースの長さなどは
実際に作業してみるまで、何個、何メートル必要かは、わからないので
ある程度余裕を持った数量を用意する必要がある。
特に、フィッティングの取り付け穴の距離によっては
近すぎて、上り下りのフィッティングが接触して設置できないという場合などが
今回も発生した。たまたま延長アダプターがあったので回避できたが
延長アダプターがない場合は、再度、専門店に発注しないといけないので
届くまでの数日、作業が中断してしまう可能性もある。

・通水テスト
組み上がったら、通水テストを行う。
この時にDC駆動のポンプであればポンプの電源コネクタが
ペリフェラル4pinなのでPCの電源ユニットから接続するが
できればメインPCではなく別の電源ユニットで
PCに組み込まず通水テストを行いたい。
今回は、全フィッティングとホースを交換しているので
漏水のリスクが高いので
PCに組み込まず
CPU水枕とビデオカード+水枕を
PCのケースから出して通水テストをおこなった。

通水テストは通常、水道水でも問題無い。
テスト時間は最低でも1時間以上できれば一晩は放置して様子を見たい。
今回は、30分で良しとしたが、初心者は無理せず十分な時間を
テストにかけて欲しい。
テスト時に見る部分は、水漏れがしやすい場所
特にフィッティングまわり。六角ナットで閉め込むタイプであれば
モンキーレンチで強固に締め込めるが、六角ではなく
指でつまんでねじ込むタイプのフィッティングは
場所によっては十分な力がかけられず、ロータリーアングルフィッティングなどは
ロータリー動作で供回りしてフィッティング自体が緩む危険性があるので
手で閉めこんだ後に、ラジオペンチなどで追加で
1/2回転ほど増し締めすることが好ましい。(あまり強く締め込みすぎると
取れなくなったり、Oリングへの過剰トルクでへたらせる場合がある)

また、テストでは目視と同時に
フィッティングの周囲や漏れそうな場所を触って確認すること
特にティッシュなどを触れさせ、水分が付着していないかを確認することが重要。
またフィッティングの裏側など、全周にわたって確認することも忘れずに。

通水テストでは、実際に水を循環させるのだが
空気を抜いて水が循環するようにするまでが、手間がかかるはず。
いわゆる「空気抜き」の作業だが、これは十分に時間をかけるべきである
空気がポンプに噛んでいれば、ポンプの本来の圧送が行われない。
またラジエーターや水枕内部に空気が残ると、熱伝導率が極端に下がるので
念入りに行いたい。特に水枕内部は空気が停滞すると温度変化に直結する。
ビデオカードの水枕は、循環路の構造が単純なので空気が停滞することは
殆ど無いが、EKのSupremeHF、Supremacyは通水後というか循環中に、傾けて
空気を逃さないと100%空気が残ってしまう。

通水テストで空気抜きを行う事により、本番でクーラントを入れた時に
空気抜き作業もテスト時に経験していれば、どこに空気が残りやすいかが
わかっているので、確実性があがる。

「空気抜き」の方法は各水路にある水枕、ラジエーター、ポンプを
とにかく「傾ける」、「揺さぶる」、またポンプをON,OFFを頻繁に行ったり
ポンプの流量を変更できる場合は、各流量を段階的にためして空気抜きを試そう。
とくに低回転で出て来なかった空気が最大回転モードで、ドバドバでてくることが多い。

また空気が抜けた部分には、水が代わりに通水するので
リザーバータンク内の水が減っていくはずだ。この空気抜き最中に
リザーバーが空になってしまうと、またポンプが空気を吸い込むので
空気抜きの作業中にはリザーバータンクは空にしてはいけない。
なので、空気抜きを始める前には十分な冷却水を用意しておく。
すごい勢いで水が吸い込まれたら、空になる前にポンプを止め
リザーバータンクに水を追加しながら行いましょう。

・テスト完了後→テスト時に水道水を廃棄
この作業は、水冷の構成にもよるが、私の場合はラジエーター3つと
水枕x2とCPCカップリングをかましているので
一個外して、口で息を吹き込んで水を排出するということが
無理、というか苦しくて死にそうになったので
とりあえずホースだけ外して、排水(フィッティングはそのまま)で
再設置しました。

・本設置、最終確認&稼働の準備
この段階でケースの中に組み込む
CPUとビデオカードの水枕(正確にはビデオカードに水枕がついたモノ)を
設置する、渡しの場合はCPCカプラをケースの外につけているので
カプラを一旦外し ケースのホース穴に通して水路完成後に組みこむことが可能だが
カプラがない場合は、通水テストの段階から
ケース(マザーに)組み込んでから通水テストをする必要がある。

・クーラント
今回私が使ったのはKURE(KURE 5-56とかで有名な)のスーパーロングライフクーラント。
車用の青色です。希釈せずに使えるのですが、PC水冷向けには粘度がちょっと高いので
さらにこれを精製水で3倍で希釈したものを使っています。
厳密に測定しませんが、2リットルのペットボトルを使って目分量くらいでOKです。
この時にクーラントの水の色も調整できます。
色々なクーラントを使って来ましたが、私個人的に
色さえ満足出来れば上記の様に、車用のクーラントで問題ありません。
防蝕、防錆、変色、各水枕に対する侵食性の無さ、電蝕
入手性の良さ(ホムセンやカー用品店でOK)、安さなどを考えると
これで十分と感じています。


・本稼働
これは通水テストでやった行程を行えばOK
クーラントの必要な量もテスト時に把握できてると思います。
空気抜きを十分におこなってください。
できるのであればこの段階でも、PCを起動せずに別の電源で
水を循環させてください。
先程も言った通り、CPUの水枕、特にEK Supreme HF、Supremacyや
それに似た内部構造の水枕は、循環した状態で
水枕を傾けないと、確実に空気が残留します。

わかりやすく言うと、CPUの水枕に一回でも空気が循環すると
内部に空気が残留し、その空気を抜くには
水を循環させながら、水枕を傾けないといけません。
ここでいう「傾ける」程度ですが
マザーに水枕を固定した状態では、水平に倒すくらい
傾けないと空気が抜けない場合があるので
設置してしまうと、ケースごと傾けることになるので
大変ですね。

ちなみに空気が残留していても、冷却はされますが
残留した空気量によっては数度程度、熱があがってしまっているかもしれません。

・完成後
完成後は温度監視ソフトなどで
冷却具合を見てみましょう。
また、通水テストに十分な時間を割けられなかった人は
運用後も、各フィッティングや接続部分を確認しましょう。
水が漏れていても、ショートしなければPCは稼働し続けます。
漏れていても、ケースのそこに水たまりができてるだけ。とか
リザーバーの下に水滴が垂れてるということもあるので
正常にPCが稼働していても、定期的にチェックしましょう。

またリザーバータンク(円柱状などのタイプであれば)などに
目盛り代わりにテープやマークをつけて
水量が減ったら解るようにしておきましょう。
長時間、留守にして帰宅してPCを起動する前に
リザーバータンクの量が減っている場合は、漏水している可能性があるので
注意しましょう。

ちなみに冷却水は密閉していてもチューブからホンの少しずつですが
蒸発、揮発していきます。
温度環境にもよりますが、数ヶ月で、おちょこ一杯分程度です。
またクーラントと精製水の混合してる場合は
揮発するのは混合している場合でも精製水のが速く揮発するので
クーラントを補充するのではなく、精製水を補充してください。
クーラントも揮発しますが、速度は遅いので
冷却水の色が薄くなったと感じたら
クーラントを少し補充してください。

以上になります。


ながいわ!




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【 2013/05/07 (Tue) 】 冷却、サプライパーツ | TB(0) | CM(0)
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