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NvidiaのG-syncの仕組み

さて昨晩、配信にてMantleの仕組みを解説しましたが
タイムシフトで見返すと、もしかしたら勘違いしている人もいるかもしれない
部分があったので追記しますと

Mantleは対応のGPUがあれば
CPUはIntelでも動作します。


昨日の解説ではCPUもAMD、KaveriのA10じゃないとMantleが動作しない。
というような誤解もしてしまう部分がありました。


さて、同じ質問者さんからコメントにて下記のような質問を頂きました。
コメント返信で返答しようと思いましたが
G-Syncについても、皆さんに理解していただきたいので
記事として書くことにします。





質問者さんの質問内容↓
> 昨夜のMantle解説、勉強になりました。ありがとうございます。
>
> Mantleはソフト側も対応していなければなりませんが、nVIDIAの『G-sync』も似た感じでしょうか?
> それとも『G-sync』はAPIではないので(モジュール?)、それを搭載するディスプレイを購入すればどのゲームや動画でも(ソフト側が対応していなくても)恩恵があるのでしょうか?


G-SyncはゲームのパフォーマンスやFPSを上昇させるものではなく
ビデオカードが出力する画像をモニタの出力タイミングと
完全に同期させる機能です。

仰るとおり、対応のモニタが必要になるのと
GeforceのKeplerアーキテクチャ世代のカードが必要になります。
具体的なモデルナンバーですと
Geforce GTX650以上の600番代、700番代+これから出てくる世代
が必要になります。

モニタとビデオカードの出力の遅延が起きると
ティアリングという現象が起きます。
通常モニタが絵を映す時は
1秒間にX枚という(普通は1秒辺り60枚の60FPS)の仕様のモニタ
であれば次の絵の切り替え中の絵(絵というかブランク)を見せないために
画面を2分割(大抵は上下)して1枚の絵に見えても
上部分は前の1フレーム、下の部分は次の1フレーム
という仕組みで出力されます。

この時に動きが速い動作だったり
描写の処理に瞬間的に高負荷がかかったりすると
上下のフレームの表示に時差が発生し
上下のフレームの境界にズレが発生して見えます。
これがティアリングです。

G-Syncはこの瞬間的な負荷に対しても
ビデオカードが溜め込んでいるフレーム(フレームバッファという)
をG-Sync機能でズレが発生しないように
強制的にフレームを調整する機能です。

G-Syncはソフトウェアではなく
G-Sync専用のモジュールユニットを搭載します。
このモジュールは
CPUコアもありメモリ部分もあり小さなPCみたいな感じです。

gsync-module.png

このモジュールが搭載されたモニタがG-Syncモニタとなります。
しかしこのモジュールの価格が噂では$150~160(約1万5千~1万6千円)程度すると言われており
G-Sync対応モニタは通常のモニタの価格に1万5千円程度上乗せしたような価格に成ります。

たしかに画像を綺麗に見せるための素敵なモジュールですが
以下の様なデメリットもあります。

・現状ティアリングを体感するような場面は高速で動作させるFPSやレースゲームなどの
「PCゲーム」のみである。

・ほとんどの方がティアリングという現象を重大な問題として認識していない。
(発生要因が限定的なので、瞬間的にしか発生しない。連続して発生する場合は
ゲーム開発側のパッチやビデオカードドライバの最適化で症状を減少させる
対策がとられる)

・G-Syncモジュールが高いために通常の60Hz(60FPS)のモニタに搭載すると
2万円の普通のモニタをベースにG-syncモジュールを搭載して販売すると
4万円近くになってしまい、売れない。

・特殊な付加価値である120hz、144hzなどの倍速モニタにしか採用されない。
理由は上記の通り、もともと1~2万円のFullHDモニタに搭載させると価格が倍になるので
倍速モニタのようなモニタの値段が3~4万円のモニタに搭載させることにより
付加価値をさらに高めるイメージで販売しないといけない。

・このモニタを買った場合、GeforceのKepler世代以上のカードを
使い続けなければいけない。(しかもAMDもFree Syncという同じような機能を発表してきた)

最後に書いておきますが
このG-Syncモニタはゲームのパフォーマンスを上昇させたり
ビデオカードの描画性能を上昇させたりするものではありません。

こんな感じです。

個人的予想では
あまりにも価格と、使用条件のハードルが高いために
過去に(今でもやっていますが)だしたNvidia3D Visionみたいな
感じになりそうな気がします。

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【 2014/01/10 (Fri) 】 元バイヤー的な解説 | TB(0) | CM(1)
よくわかりました!
ありがとうございます!
【 2014/01/11 】 [ 編集 ]
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