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ASUS ビデオカードの新グレード ROG MATRIX Platinumを発表 そして・・・

ASUS ROG MATRIX R9 290X and GTX 780 Ti Platinum spotted

ということで
ASUSもハイOCモデルのビデオカードを出すようになりました。

ROGシリーズはマザーボードではOCマザー、ハイエンドマザーでの
ブランドの知名度はとても高く、ブランドの確立に成功しています。

ただしビデオカードではEVGAやMSIに遅れています。
EVGAやMSIは超ハイエンドとして基板設計や電源回路設計から
オリジナルの最上位のビデオカードを出しています。
OCレコードで使用されるカードは大抵はEVGAであったりします。
ASUSもオリジナル基板のカードを出してはいますが
世界記録を目指した設計ではありません。

現時点でのハイエンドビデオカードは現行ゲームに対しては
オーバースペックであり、既にゲームのためのハイエンドカードではなく
ベンチマークのためのハイエンドカードとして
アピールしないと売れない時代になってる模様。

そこでROGシリーズに新しく「MATRIX」というグレードを設けて
Geforce、RADEONでそれぞれ展開していくとのこと。

ASUS-ROG-MATRIX-R9-290X-GPU-850x459.jpg
ASUS-ROG-MATRIX-R9-290X-Awesome-850x620.jpg
ASUS-ROG-MATRIX-R9-290X_1-812x620.jpg
ASUS-ROG-MATRIX-R9-290X-Dissected-850x583.png
ASUS-ROG-GTX-780-TI-1-836x620.png

それぞれモデル名の後にはPlatinumという名称が入る。
ASUS ROG MATRIX R9 290X PlatinumとASUS ROG MATRIX GTX 780 Ti Platinum
・12+4のVRMフェイズを搭載
・補助電源は8pin+8pin
・新しいDirect Cu冷却システム
・デザインは赤と黒
・基板、ヒートシンク、バックプレート、補強ステイ全てブラックカラー
・RADEONとGeforceの違いはCrossFire、SLIのコネクタ部分のみ
・液体窒素冷却用の専用モードを切り替えるスイッチを搭載(290Xのみ)
・Memory Defrosterスイッチ搭載(機能は不明)
・CoolTech technology製の2つのファンを搭載
といった構成になっている。

おそらく発売はRADEONとGeforce同時に出てくると思われる。
値段や発売時期は不明だが近いうちに出てくるだろう。



さて、ここからはあまり日本語でこれを解説しているサイトが
少ないので初めて聞く人が多いかもしれない。
ちょっとアレな話をしましょう。


LN2(液体窒素)モードのスイッチがRADEONにしか搭載されないのは
NvidiaがGreen Light Programの基づいてそれを許可しないからだと思われる。

このプログラムはNvidiaのカードを発売しているメーカーに要求されるプログラムで
ビデオカードを設計、製造、販売するさいの条件が定義されている。

特にNvidiaからオリジナルクーラー、オリジナルの基板の製造を認可されたメーカーは
このプログラムに従い、オリジナルの基板やクーラーをNvidiaに送付し
認可されないと販売できないプログラムになっている。
この条件には、ノイズ、電力供給、電圧、放熱など
色々な項目が含まれており、指定する条件を超えない範囲で
開発しないといけない。

この規定を超えてしまうと販売を認可されなかったり
あるいは販売後に違反が発覚した場合は商品の回収や
最悪の場合は契約の解除になったりする。

事例としては
MSIのGTX680 Lightningが発売された時に
MSIは同時に電圧を規定以上に調整できるアンロックBIOSを公開し
直後に公開したOCツールのMSI After burnerで調整できるようにしました。
このあとすぐにNvidiaからクレームが入りMSIはBIOSの公開を中止しています。

この時に問題となったのがEVGA。
EVGAは同時期にEVGA GTX680 Classifiedという最上位グレードを発売していました。
このモデルは上記のMSIの行った同じレベル電圧の調整ができるようになっていましたが
Nvidiaからのクレームは無く販売され続けました。

この事から
なぜMSIとEVGAでこのような差が生まれたか?

これに対してNvidiaからはコメントが出ていて
NvidiaとAIC(ここでいうGeforceカードを販売しているメーカー各社)には
2つの選択肢を与えている。とのこと

・プログラムの規定通りのカードであればNvidiaから完全な保証が受けられる。
・手動で電圧制御ができるビデオカードはNvidiaはいかなる保証も受けられない。

※ここでいう保証はエンドユーザーの保証ではなくNvidiaとAIC間の保証である。

MSIは保証を受けるために、電圧調整可能なBIOSの公開を自粛したと言っています。
EVGAは逆に保証を捨てて、電圧調整を可能にすることによって
世界最高峰の高クロックカードのブランドを選択したということになります。

これらの記事は当時はあまり騒がれませんでしたが
2つの問題が指摘されていました。

一つは
上記に挙げた、AICに提示している2つの選択肢は
企業間でのやりとりであり、そういった選択肢があることをエンドユーザーから見えないところで
行われているのであればエンドユーザーが購入する時にそれを知らずに購入することになる。
いわゆる私達、消費者とってはダブルスタンダードにあたるのではないか?
ということ。

二つ目は
EVGAはGeforceしか販売せず、MSIはライバルのRADEONのカードも販売している。
EVGAは最高クロックの世界記録などを自社のカードで沢山叩きだしており
それによりEVGA、ならびにNvidiaの知名度アップに非常に大きな力を持っている。
またGTX780Ti発売時にも
EVGAの液体窒素によるOCにも対応した最上位のKINGPINモデルは
どこのメーカーよりも先に販売が開始されたが、他メーカーの
同レベルのカードは販売されていない。
(OCカードやオリジナル基板カードは他社もだしているがいずれも
電圧やクロックの設定はプログラムの規定内)
MSIの780Ti Lightningはリーク写真などはでているが販売や公式発表は
現時点ではされていない。
そして今回のASUSのROG MATRIXではLN2(液体窒素冷却)モードは
780Tiのほうでは搭載されないだろうと言われている。

こういった状況をいろいろ拾い集めてみると
Nvidia側からのコメント
We prefer AICs ensure the GPU stays within spec and encourage this through warranty support, but it’s ultimately up to the AIC what they want to do. Their choice does not affect allocation. And this has no bearing on the end user warranty provided by the AIC. It is simply a warranty between NVIDIA and the AIC.
という文章にある
Their choice does not affect allocation.
文章にそって訳すのであれあば
「2つの選択肢を提示しており、これらの判断によって今後の供給には影響しない」
と言っていますが、状況を考えると
そうでもないみたいです。

こういった話は、国内ではあまり記事にはなりませんが
海外ニュースサイトでは、よく話題にあがり、
そしてその記事のコメント欄では多くの議論が交わされています。

上記に書いた全ての情報は
WEBから自由に閲覧ができるサイト(全て海外サイト)からの引用になっております。


てか長いわ!!!


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【 2014/03/10 (Mon) 】 板もの系(VGA、MBなど) | TB(0) | CM(3)
悲しいのはASUSもMSIもEVGAも日本企業じゃない所
【 2014/03/10 】 [ 編集 ]
そうゆうのは闇カルテルって言うんじゃないのですかね?
【 2014/03/11 】 [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> そうゆうのは闇カルテルって言うんじゃないのですかね?
Nvidiaはこういった他社への締め付けが多かったり
ライバルのAMDを販売してる業者や販売店にも何らかのペナルティを
おこなっていると言われています。
(以前、こういった件でAMD側がNvidiaを大々的に批判しています)

必死なのはわかりますが、エンドユーザーにはメリットが薄いですね。
【 2014/03/12 】 [ 編集 ]
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